経営状況分析-利益剰余金(Y-x8)の概要と評点アップの考え方
この記事では、経営状況分析Yの経営指標の一つである「利益剰余金(x8)」について解説しています。
利益剰余金の概要
利益剰余金は、純利益から税金や配当金など支払った残り、内部留保金に相当するもので、創業以来の積み重ねてきた金額になります。
経営状況分析では、利益剰余金が多いほど評点が高くなります。
経営状況分析における利益剰余金の定義は次のとおりです。
基準決算における利益剰余金の合計金額を1億で割り算した数値です。
上限値は100、下限値は-3に設定されており、上限値を超える場合は100、下限値に満たない場合は-3とみなされます。
利益剰余金の評点をアップするための対策
利益剰余金を増価させるためには、純利益を蓄積していくしかありません。
毎期毎期欠かさず利益を計上していく必要があります。
経営管理、予算管理を成り行きではなくシステムとして導入し、目標値を設定し、計画を立て、実行、改善していくことが大切だと思われます。
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