実務経験証明書の作成方法
このページでは、建設業許可申請における様式第九号、実務経験証明書の記載例、記入方法、記入に関する注意事項を説明します。
なお、一般的な注意事項としては、次の事項が挙げられます。
- 記入文字は、ペン又はボールペンにより楷書で丁寧に記入しましょう。
- 数字は全て算用数字で記入して下さい。
- 書き間違えた場合は、二本線で消し、その個所に押印して書き直すか、又は捨印によるか、いずれかの方法により訂正してください。
様式第九号は実務経験証明書です。記入方法は次のとおりです。
(1)許可を得ようとする建設業の業種を記載してください。
(2)証明者は証明しようとする期間内に被証明者が在籍していた法人または個人事業主です。
(3)証明者の立場から見た被証明者(技術者)との関係を記入してください。例えば、役員、従業員、社員等です
(4)専任技術者の氏名を記入します。
(5)建設工事の実務経験をしたときの使用者の商号又は名称を記入してください。
(6)実施に使用されていた期間を記入してください。
(7)建設工事の実務の経験をしたときの職名を記入してください。
(8)具体的な工事名とその期間を記入してください。この工事における経験年数は5か月です。
(9)この工事における経験年数は2か月です。
(10)通念にわたって工事が継続する場合には、その年の代表的な工事の件名を記入し、その他の工事は「その他〇件」として、1年分を1行にまとめて記入することができます。
その場合、通念にわたって工事を施工していたことが確認できるよう、工事経歴書を詳細に記載しなければなりません。
(11)証明してもらえれば記載は不要です。
記入する場合は、「平成○年〇月〇日事業主死亡のため」、「平成○年〇月〇日会社解散のため」等です。
(12)実務経験年数の合計を記入してください。