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経営状況分析-自己資本比率(Y-x6)の概要と評点アップの考え方

この記事では、経営状況分析Yの経営指標の一つである「自己資本比率(x6)」について解説しています。

自己資本比率の概要

自己資本比率は、一般に座製状態が健全かどうかを表すものです。

理想的には、自己資本だけで事業を行うことができればいいのですが、実際にはそういうわけにはいきません。

借入金等により他人資本を含む場合がほとんどでしょう。

自己資本比率の定義は次のとおりです。

自己資本比率の定義

自己資本とは、貸借対照表の純資産の合計であり、総資本は、貸借対照表の負債純資産合計額です。

上限が68.5%、下限が-68.6%に設定されており、上限を超える場合は68.5%、下限に満たない場合は-68.6%とみなされます。

自己資本比率は大きいほど、その企業の財政状態は健全であるといえます。

自己資本比率の評点をアップするための対策

自己資本比率を増価させ評点をアップする対策としては次のようなことが考えられます。

  • 増資により資本金を増やし、自己資本を増やす
  • 純利益を積み増して、自己資本を増やす
  • 遊休資産を処分し、負債の返済に充て総資本を減少させる
  • 過剰在庫を減らし、その資金を負債の返済に充て総資本を減少させる
  • 貸付金や仮払金を回収し、総資本を減少させる

自己資本を増やす、総資産を減らすという観点で、日ごろから財務状態をチェックすることを心がけましょう。

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