大成出版社より、「建設業の許可の手びき」という書籍が出版されています。
400ページを超える分量ですが、建設業許可申請の手続きについて解説した本の中では、最も使いやすいものです。
当事務所では、この本を建設業許可申請手続のマニュアルとしています。
自分で建設業許可申請の手続きを行いたいという会社には、おすすめです。
とはいえ、本があっても建設業許可申請手続きを自分で行うのはなかなか大変ではあると思いますが。

また、この本に書かれた建設業許可申請手続きは、あくまでも日本全国共通規格のものです。
建設業法は当然のことながら全国共通ルールなのですが、運用は県ごとに異なり、手続き(必要書類)は県ごとに違ってくるのです。
広島県には広島県の建設業許可申請手続のルールがあります。

それでは、広島県の建設業許可申請手続のローカルルールはどうやって知ることができるか。
それが、広島県のウェブサイトからダウンロードできる、「建設業許可申請の手引き」です。
このPDFは、上記の本のダイジェスト版のような冊子ですが、これを読むと、広島県ルールが見えてきます。

たとえば、経営管理責任者(経管)、専任技術者(専技)の要件自体は全国共通ルールで決まってます。
しかし、その疎明方法というか、立証方法というか、説明方法というか・・・
それが、各県ごとにバラバラでして、広島県知事の許可を取得する場合は広島県ルールに従う必要があるのです。

広島県ルールは、広島県のウェブサイトからPDFをダウンロードしてくればわかります。
しかし、ルールは全て明文化されているわけではなく、何度も建設業許可申請を役所に出すことによって、感覚としてわかってくるところが大きいです。
数多くの建設業許可申請を繰り返す、特に広島県への申請を繰り返すことが、広島県の建設業許可申請のプロになる唯一の方法です。
実際、建設会社では自社の申請のみしかしないでしょうから、行政書士に申請の代行を依頼するということが多いということです。

(河野)